1. 京都の風呂敷(ふろしき)専門店 製造・卸販売 丸和商業株式会社
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風呂敷を贈る

HOW TO

風呂敷は、贈答品を持参する時に包む物として使われるばかりではなく、風呂敷それ自体が贈り物として用いられてきました。
風呂敷は使う時の所作から、「2人を結ぶ」「幸せを包む」「お付き合いを広げる」といった験(げん)担ぎで、結納や婚礼と云ったハレの日の贈答品、引き出物として喜ばれてきました。小風呂敷は転勤のご挨拶などにと、さまざまな場面で使われてきました。

日本各地には風呂敷を贈る風習もあります。主に結納や婚礼の時に贈られることが多いようです。
愛知の「名披露目(なびろめ)」・長野の「風呂敷入れ」・新潟の「松の葉」、岡山の「流し風呂敷」など。京都にも手土産を持っていく時に「風呂敷代わりに」といった言葉があります。 
「名披露目」では近所への挨拶の品として、ちりめん風呂敷等に二人の名前を入れて配られたりしました。
「風呂敷入れ」は結納前に正絹風呂敷が贈られます。友禅染のおめでたい柄が好まれます。 
(同じ県や地方でも、地域によって、また時代によって風習や呼び方が変わります。詳しくは現地の結納店やギフト店等でお伺い下さい)

 

かつて風呂敷が様々な機会に贈られてきたのは、風呂敷がそれだけ生活に根付いたものであり、人それぞれ、いろいろな用途に使える風呂敷は、贈って間違いのないものであったからではないでしょうか。

今は色々便利なものが登場して、用途別に多くの物が揃えられ、人々の暮らしは便利になってゆきました。しかし昨今、必要以上にものを出来るだけ持たない暮らしをする人も増えてきました。

相手が欲しいもの、必要なものを贈るのが難しい時にも、風呂敷を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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また、軽くてかさばらない風呂敷は、外国へのお土産にされる方もあります。主に包むと云うより浮世絵柄や日本の古典柄など、柄を楽しんで頂くことが多いようです。しかしながら、最近では日本文化に興味を示される海外の方も増え、風呂敷の認知度は上がってきました。風呂敷バッグ等にも興味を示して頂き、贈答品としても以前にも増して喜ばれるようになってきています。

風呂敷を贈る

風呂敷は、それ自体でエコであったり思いやりの気持ちといったメッセージを含んでいますが、それなりの大きさの一枚の布である風呂敷は、他の商品より比較的文字や絵などを多く入れることが出来、贈る側の想いをより伝えるることが出来ます。そこで風呂敷に名入れをしたり、オリジナル風呂敷を誂えて、記念品としてもよく使われます。

風呂敷を贈る

昔は、贈る品を風呂敷で包んで持参し、お品物を渡した後、風呂敷は持ち帰るのが常でした。しかしながら昨今は、風呂敷も含めて差し上げられることも増えてきました。バレンタインなど風呂敷でラッピングして友チョコを贈ったり、お呼ばれの時お酒を包んで持って行き、その場で開いてテーブルクロスにしりと、演出のアイテムとしてもお使い頂いています。

丸和商業では、記念品やノベルティ向けにお客様のデザインを頂いてオリジナル風呂敷作成を賜っています。
オリジナルオーダーの場合には製造ロット(お作りする必要最低数量および製造単位)が有ります。
既存の商品への名入れであれば、必要枚数を作成可能です。(但し風呂敷の隅に1色のみ)
詳しくは「納入事例」「風呂敷のオリジナルオーダーについて」「風呂敷・ふくさの名入れについて」でご確認ください。
不明な点はお気軽にお問い合わせください。

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