アウトドアに風呂敷
HOW TO
風呂敷は使いようによっては、アウトドアシーンでも使えます。今は様々な便利グッズが揃っていますが、たまたま忘れたり、急に必要になった場合でも、覚えておくと代用品として使えます。
代用以外にもテーブルクロスなど、知っていればアウトドアでも風呂敷が活躍します。
アウトドアでも撥水風呂敷を使えば用途は広がります。
お気に入りの風呂敷の柄を使って回りをデコレーションして、リッチな気分に。
アウトドアでの使用方法を知っておくと災害時にも役に立ちます。風呂敷には防災グッズとしても有用です
風呂敷をテーブルクロスとして使う

わざわざテーブルクロスを買わずとも、風呂敷は包み以外に敷くこともでき実用的です。風呂敷で楽しい食卓を演出しましょう。
使った後は、風呂敷のサイズに合わせて汚れものを分類して包んで運搬したり、急な雨の時などは、道具一式包めばすぐに撤収も出来ます。 綿素材の風呂敷は汚れたら気軽にじゃぶじゃぶ洗って下さい。
風呂敷をタープとして使う

ちょっとした日除けを作りたい場合には、風呂敷の四隅をロープで硬く結び、ポールや木などにロープを張っておけば日除けになります。

布とロープを結ぶ場合に、角にストッパーの役割となる石などを一緒にくるんでから結んで下さい。これがないとほどけてしまう場合があります。
風呂敷をグランドシートとして使う

地面さえ濡れていなければ、風呂敷はレジャーシートにもなります。ウレタンマットなどを下に敷き、その上に風呂敷を敷くと、 地面の凸凹も気にならなくなります。
風呂敷を食器乾燥ハンモックとして使う
タープと同じ要領でハンモックを作っておくと、食器を洗って乾燥させておくのに、便利です。ハンモックなので風通しも抜群です。
風呂敷を車の日除けとして使う
2mほどの大きな風呂敷があれば、車のフロントガラスを覆えます。炎天下に長時間車をとめておくアウトドアでは車の中は 蒸し風呂になってしまいます。外れないようにワイパーに留て覆っったり、ウインドウに挟んだりして下さい。
風呂敷は災害時など、物を包んで持ち運ぶ以外にも役に立ちます。
特に大きい風呂敷(90cm以上)が有ると大変便利です。
日ごろアウトドアで使っていると、とっさの時も役に立つかもしれません。
風呂敷で体を包む
災害時、とっさに着の身着のまま避難し、とりあえず何か身にまとうものが必要な時にも使えます。風呂敷で体を覆うだけでも少しは寒さもしのげます。 50cmの綿小風呂敷ならソックスやパンツ(オムツ)の代用に。90cm~118cmのものならブランケット代わりに。
プライバシーを守る
避難所での生活は、プライバシーを守るのが難しく、ストレスになります。風呂敷を間仕切り代わりに使えば、少しでもプライバーを守る道具になります。また、荷物に風呂敷を掛けておくだけでも、人に持ち物を見られず、少しはましです。素敵な柄の風呂敷があれば、少しは心を和ませてくれるかもしれません。
応急処置に使う
ケガをした時の止血や包帯代わり、また三角巾の代わりに応急処置にお使い頂けます。
(風呂敷は殺菌処理等はしてありませんので、あくまで急場しのぎの代用品としてお考え下さい)
東日本大震災に伴う援助物資ふろしき送付

東日本大震災の時には、丸和商業が所属する京都ふろしき振興会と京都ふろしき会、ならびに他2団体と共に、2011年3月下旬に風呂敷4,350枚を援助物資として仙台市に送り、仙台市でも被害の大きかった宮城野区、若林区の方々にお渡ししました。
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