風呂敷の柄・デザインについて
DESIGN
風呂敷の柄・デザインについてご説明します。
風呂敷は四角い布で、単純なだけにデザイン、配色、構図により商品価値が大きく左右されます。
風呂敷の柄は使うときの形態の美的効果を考慮し、配置や向き、余白の取り方には趣向が凝らされています。"包み結ぶ"、"広げて柄を見せる"など、風呂敷の柄は、物を包んで見るときと広げてみる時とでは趣が変わります。包む物の形でも違います。風呂敷のデザインは単純に見えて奥が深いものです。風呂敷をお求めになる時は使う状態をイメージしてふろしきの柄を選んでください。
もしオリジナル風呂敷をデザインすされるのであれば、包んだ時のことを少し思い描いてみては如何でしょうか。
風呂敷(ふろしき)の柄・構図
A 隅付けを基本とした柄
儀礼贈答に用いられる家紋入風呂敷は隅付けで、名入れの多くも隅付けが使われています。 主に四角いものを包んだ時に柄を楽しめます。

隅付け

松皮菱取り

四隅取り

市松取り

扇面取り

斜め取り
B 額取りの変化したもの
風呂敷全体に額取りした柄がデザインがされていますので、 包むだけでなく、敷いたり掛けたり風呂敷バッグを作るなど多目的に使う場合におすすめです。

額取り

枡取り

菱取り
C 正羽(しょうは)取り
着物や帯にも使われる柄で、主に四角いものを包んだ時に柄を楽しめます。

正羽(しょうは)取り

立正羽取り

小巾右付け

のし目取り
D 丸取り・四方にらみ
主に四角いものを包んだ時に柄を楽しめます。 包んだ時に、上下に文様が表現されます。

丸取り

四方にらみ
E 全体柄
柄が風呂敷全体に渡るデザインです。 どの位置で包んでも同じ文様なので、包むだけでなく、敷いたり掛けたり風呂敷バッグを作るなど多目的に使う場合にもおすすめです。

全面取り

散し文
F 絵画風
タペストリーにする等、広げた時に効果的なデザインです。お店のデザインやお部屋の雰囲気作りに最適です。

絵画風

出会い

中付け