地球温暖化によると思われる気候変動によって、世界各地で豪雨、台風、干ばつ、高温による山火事など、大きな被害をもたらす災害が多発しています。日本でも海水温度の上昇により台風はパワーを増し、線状降水帯による豪雨などの風雨災害は頻発、また突然襲い掛かる地震など、多くの被害をもたらしています。そうした災害は私たちの日常を一瞬で壊してしまいます。いつ自分の身に降りかかるとも限らないと思うと、以前にもまして災害対策や防災・減災への意識が高まります。
SDGsの観点からの防災
国連が掲げるSDGsでは、17ある目標の中のSDG11で「住み続けられるまちづくりを」の実現する方法のなかで、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行うとあります。
震災や水害などの自然災害が多い日本では、「ターゲット11.5」や「ターゲット11b」で取り上げられている「災害・公害対策」が重要になってくるようです。
ふだんの備え
自分や家族、会社のスタッフの命を守り、災害の被害を最小限に抑えるためには、日ごろから災害の対策をしておくことが重要です。
事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)
平常時から自然災害や感染症のリスク、のみならず取引先の被災や物流の混乱など、緊急事態に対する準備としてBCPの策定が推奨されています。2024年4月からは介護事業者には義務化されます。現在実際に策定しているところは2割程度のようですが、その中で想定リスクは「自然災害」が最も多いようです。
多くの企業でスキルやノウハウ、人材の問題があり、策定できていないようですが、出来るところからやって行く必要があります。
防災への取り組み
災害対策・非常時のグッズを準備しておくこと
- 避難しやすい家具等の配置
- 家具が転倒しないよう固定
- 非常用バッグの用意
- 食料品や飲料などを備蓄
災害時に役立つ防災ふろしき
風呂敷は物を包むだけではなく、災害時にも活躍できるアイテムです。バッグにしたり、羽織ったり、使い方はさまざま。
しかも風呂敷は、使い道がたくさんあって便利、かつ折りたためばコンパクトになります。1枚カバンの中や、部屋の中など身近に置いておくと、いざというときに安心です。
タンスの奥にしまい込むのではなく、普段から身の回りにおいて活用することで、必要な時にその力を発揮してくれます。
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バッグに入れて持ち歩く
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非常用持ち出し袋に入れる
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職場で日常使いする
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車に常備しておく
防災ふろしき製作
丸和商業では自治体、企業、団体様からの防災ふろしき製作のご用命にもお応えいたします。
防災ふろしき オリジナル製作おすすめスペック
- サイズは90cm、100cm
一般的に良く使われるサイズですが、生地の種類と製作数によってはご希望のサイズで製作することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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材質は綿またはポリエステル
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染色はプリント
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撥水加工も可能です
SDGs
- ターゲット11.5:
2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。 - ターゲット11b:2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
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