化繊風呂敷
RAYON,POLYESTER
化学繊維を使った化繊風呂敷は、絹に比べてお値段がお手頃なのが魅力です。
化繊風呂敷には、その素材や織り方により手触りや質感に違いがあり、またしわのなり易さや水との相性など、それぞれの特性があります。 こちらでは、レーヨンやポリエステルなど、化繊風呂敷の素材ごとに特徴や用途などをご説明いたします。
化繊風呂敷の中でも、値段がリーズナブルで一番柄が多いのが、レーヨンちりめん風呂敷です。
"人絹"とも呼ばれ、風合いや光沢は他の素材に比べ一番絹に近いものです。水に濡れると縮むその特性も絹に似ています。 正絹風呂敷の代りに贈答時などに包んで持参する時にも使えますし、ラッピングや瓶包みなどにも幅広くお使いいただけます。 無地・柄もの共に記念品、名入れ、色を数色使ったオリジナルデザインの風呂敷制作によく用いられます。
特徴 |
|
おすすめの用途 |
|
ポリエステル素材の風呂敷は、しわになり難く、水にも強く洗濯も可能です。ただその反面、他の素材に比べると滑りやすいので、結び目が他の素材に比べるとしっくり来ない傾向があります。 ポリエステル素材は、ポンジー、アムンゼン、ちりめん、紬(つむぎ)と、その織り方により種類が分かれています。
ペットボトルなどを再生したポリエステル再生繊維が使われている風呂敷もあります。
ポリエステルポンジー |
ポリエステルポンジーは薄い平織りで、引き出物を包む用途などに使われます。 基本的に染めは無地のみで、柄を染める場合には顔料プリントになります。 サイズは二巾(ふたはば=約68cm)、二四巾(にしはば=約90cm)、三巾(みはば=約105cm)です。 |
ポリエステルアムンゼン |
ポリエステルアムンゼンは、やや厚手の平織り(または梨地)で、主に無地や両面染めの加工をします。 1990年代以降多く使われるようになり、最近では、食品や陶器などのラッピング用に資材感覚でも多く使われています。 隅付け・ペンテックス名入れが中心です。別誂えで友仙染めもできますが、 ロットが多いので、あらかじめ価格をお問い合わせください。サイズは中巾(ちゅうはば=約45cm)、二巾(ふたはば=約68cm)です。 |
ポリエステルちりめん |
ポリエステルちりめんは、レーヨンと絹の中間の価格の素材です。レーヨンに比べ、ロットが多く、染色にも時間もかかるため、別注にはあまり使われることはありません。加工は 隅付け・ペンテックス名入れが中心です。 サイズは中巾(ちゅうはば=約45cm)、尺四巾(しゃくよはば=約53cm)、二巾(ふたはば=約68cm)です。 |
特徴 |
|
おすすめの用途 |
|
1960年(昭和40年)代に風呂敷も大量生産の時代に入り、婚礼や法事の引き出物を包むなど、ナイロンの風呂敷は大活躍しました。しかし、その後の結婚式場や法事の席では紙袋が使われるようになり、最近その活躍の場は少なくなっています。
特徴 |
|
おすすめの用途 |
|
無償生地サンプル提供します
オリジナル風呂敷制作にあたり、生地選定用に
ウェブサイト画面では表現しきれない実物の
生地のテクスチャーを確かめていただくために、
カットサンプルを提供いたします。
ウェブサイト画面では表現しきれない実物の
生地のテクスチャーを確かめていただくために、
カットサンプルを提供いたします。